こんにちは、なえぽんです!
早速、皆様にお知らせです。
実はAPfarmでは六条大麦栽培を行っておりました!
この大麦は、いつもご参加頂いている、立命館大学女子陸上部 長距離選手の皆さんが住まれている寮に提供し、水分補給に有効な麦茶として飲んでいただくために栽培しておりました!
そこで今回は、大麦の種まきから麦茶になるまでの様子をお届けします☆
まずは11月末に行いました種まきから。
大麦は1列ずづ、まっすぐなるように紐で印をしてから丁寧に行います。
薄黄色いものはもみ殻です。
もみ殻は、乾燥を防ぐ為ですが、種を撒いたという目印にもなります!
種を撒き終えると、水やりをして麦踏みをします。
踏むことであえて刺激を与え、強い麦に育つようにするために行います。
具体的に、麦を踏むことで傷が付き、エチレンという植物ホルモンを働かせています。このエチレンが放出されることによって茎が太くなり、今後茎が伸びた時に風で倒れにくくなるのです。本当は芽が出始めた時に行いますが、今回は種まき後に行いました!
2月末、芽が出ているのがわかります! 雑草との見分けがつきづらいと思いませんか?これが本当に大麦へと成長してくれるのか。この時期はとても寒かったので心配でした。
しかし!4月上旬、芽が大きくなりだしています!場所によって大きさが異なりますが、成長を感じられますね!
同日、成長が早いところはこんなに大きくなっています。ですが、この段階でも、ここからどうやって大麦になっていくのかまだ疑問でした。
そして2週間後!
なんと、急成長していました!
もう雑草には見えません!笑
これには本当に驚いて、やっと大麦らしくなってきました!やはり、麦踏みのおかげか、強い風が吹いても1本も折れることなく成長しています。
5月上旬、実も大きくなってきて風に揺られると透き通った緑のカーテンの様に綺麗です☆
そして5月中旬、色も変わり穂首も曲がってきたので、そろそろ収穫時期です!
立派な大麦に成長しました!
約6か月の成長過程を見てきてやっと収穫です!
、、、、あれ!?肝心の収穫は!?
と思ったそこのあなた。
安心してください。
きちんとカメラに収めておりますよ!
5月30日の第2回玉ねぎ収穫祭の日に収穫していました。
刈って収穫した後は、穂首を切り、寮に持って帰ってもらいます。
立命館大学ラグビー部の皆さんもご協力ありがとうございました!
持ち帰っていただいた大麦を脱穀している様子です。
大変な作業ですが、寮の皆さんで楽しそうに作業してくれています!
脱穀完了!この日は1時間作業をし、600gの麦になったそうです!まだこの時点で半分以上脱穀の作業が残っているそうで、手作業の大変さがわかりますね。
いつもは買って飲むだけの麦茶ですが、こうして手作業で体験すると、いつもとは違った思いで、頂くことが出来るのではないでしょうか!
ちなみに、600gの麦でおよそ10Lの麦茶が出来るそうです。
数日天日干しにした後、炒めて冷まして煮出すとあの麦茶が完成します☆
完成した麦茶を、後日持ってきて頂き試飲しました!
あれ?煮出す様子は?
と思ったそこのあなた!すみません。今回はありません。笑
煮出す時間で麦茶の濃さが変わるそうで、煮出し10分と20分に分けて頂きましたが、20分の濃いめが美味しかったです!
今回約半年かけて栽培した大麦は大成功となりました!
私自身、麦の栽培は初めてで、どのように成長していくのだろうと興味を持ちながら過ごした半年でした。
病気になることもなく、美味しい麦茶になってくれて感動しました。
また面白い栽培成長記録があれば、更新していこうと思います!
では、次回もお楽しみに☆
もしかして、いつも記事を書くときは、数か月の取材と行っているのですか?
大麦の成長記録が数か月に及んでいることに感服しました。
なみなみならぬ情熱を感じました。
個人的には麦茶は好みの飲み物なので、完全天然手作業のお手前についてはもっと詳細なレポートを熱望します。
ちなみに、大麦はビールの原料とかなんとか。それも期待したいところです。
いつもコメントありがとうございます。
今回の大麦栽培はひそかに行っており、まとめてお伝えしたく半年かけて生育と調査を行いました!
今後はもっと細かく調査し、お伝え出来るように頑張ります!
また次回のブログもお楽しみにお待ちください!